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●むかしからつたわる祭りと行事
・祭り
▲あかつきまいり(信夫山 2月10・11日)
春が近づくころ、山の神は、田の神になって村ざとにくだるといわれます。そのときに、はいてもらおうと日本一のわらじをつくって羽黒神社にそなえます。人々は、足がじょうぶになるようにおまいりにいきます。
▲岡山鹿島神社の水かけ祭り(10月第4日曜日) 20)
おけの水をかけて、わるい病気をとりのぞくまじないをするいさましいまつりです。(県無形)
▲金沢の羽山ごもり(金谷川 旧11月16〜18日) 21)
冬の寒い夜、人々は水をかぶって山にのほり、来年の作物のできぐあいをうらないます。(国無形)
▲八まん神社の秋まつり(飯坂 10月4〜6日)
ぶじにのう作物のしゅうかくができたことにかんしゃして、みこしをくりだしたり、のぼりをたてたり、かくらをしたりしておまつりをします。
▲とうろう流し(阿武隈川 8月20日ごろ)
おぼんのおわりにとうろうを川に流して死んだ人々のれいをなぐさめます。
市内にはたくさんの神社やお堂がたくさんあり、いろいろなおまつりもおこなわれています。
むかしからの人々のねがいを知ることができますから、近くのおまつりやならわしをしらべてみましよう。
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