川俣町町勢要覧 -001/024page
あいさつ
川俣町長 黒沢 正夫
阿武隈の美しい緑に包まれた川俣町は、古くから養蚕と絹織物の町として知れ渡り、福島県北部の中核都市として発展してきました。
今、本町は産業構造の大変革の中で、新しい時代に即応した産業基盤の確立を模索するとともに、地方分権の具現化や少子・高齢化社会の到来寺、かつて経験したことのない社会経済情勢をふまえ、平成10年9月に21世紀初頭における町の有り様、地域づくりの方向を定めた「第4次川俣町振興計画」を策定し、「ゆう・ゆうライフ川俣町」をまちづくりの基本理念とし、「安心して暮らせるまち」、「活気にあふれるまち」、「誇りに思えるまち」の三大目標を掲げ平成22年度を目標年次として、町民参加とパートナーシップの精神でカ強くまちづくりを推進しております。
悠久の歴史と文化を尊び、緑豊かな里山と清らかな川の流れを大切に、産業の振興と新たな文化を創造し、子供から高齢者まですべての町民が光輝く「ゆう・ゆうライフ川俣町」を実現するため、努力する所存であります。
皆様のご指導、ご鞭捷をお願い申し上げ、町勢要覧発行のごあいさつといたします。
町民憲章
1.自然とのふれあいを大切にし、きれいな町をつくりましょう。
1.創意と工夫を生かし、仕事に誇りをもち、活力ある町をつくりましょう。
1.教養と文化を高め、知性ゆたかな町をつくりましょう。
1.きまりを守り、明るくあいさつをして、心のかよう町をつくりましょう。
1.老人を敬い、青少年が健全で住みよい町をつくりましょう。
川俣町民の歌
阿武隈の山脈(やまなみ)高く
雲はれて
楓(かえで)は芽ぐむ街邑(まちむら)に
若やぐ声はこだまして
文化のいぶきほのぼのと
わが町川俣 故里(ふるさと)川俣
今朋けてゆく広瀬川水面(みなも)のさ霧
消えゆけば
うぐいす謳(うた)う山あいに
織(はた)の音色(ねいろ)も美しく
希望と夢を織りなして
わが町川俣 故里(ふるさと)川俣
今栄(さか)えゆく流れゆく歴史の憶(おも)い
生き生きと
やまつつじ咲く丘の辺(へ)に
呼びかうわれら肩くみて
融和(ゆうわ)の道をどこまでも
わが町川俣 故里(ふるさと)川俣
今拓(ひら)けゆく