( 2)用水を利用している水田
上堰、下堰ができて、米作りが安心してできるようになり、また、新しい水田が次々に開こんされました。
その後、これらの堰は、大雨がふるたびに土堤がくずれたり、といがこわれたりしましたが、そのつど改修がくりかえされてきました。今では、水田のほかに畑にもその水が利用されています。上堰と下堰合わせて、かんがい面積は水田が130ha、畑が220haとなっています。
西根堰かんがい図
( 3)藤倉ダム
世の中がすすんできて、しだいに開こんがすすんでくると水田の面積もふえ、堰の水だけではまかないきれなくなってきました。そこで1963年(昭和38年)半田山の西を流れる産ヶ沢川の上流をせきとめ「藤倉ダム」をつくりました。そのため、この地方のかんがい用水の不足がなくなり、水道水にも使われています。