わたしたちの伊達町-045/068page

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(2)工場の仕事〜製糸工場のれい

100年以上も前の道具
100年以上も前の道具

1)さくちょ

まゆの糸口をさがすきかい
まゆの糸口をさがすきかいです。80度くらいの湯の中を、ほうきのようなものをくるくるまわして糸口をさがします。

2)きゅうげんき
2)きゅうげんき
さくちょによって糸口の出されたまゆは糸とりきかいの下をまわります。

3)糸とりきかい
3)糸とりきかい
きゅうげんきに入ったまゆからひとりでに糸をとり、上の糸まきにまきにつけていきます。

○昔は、まゆの糸口をみつけたり、それを糸とりきかいにかけたりするのは、ぜんぶ人手でやりました。これはたいへんな仕事でした。まゆは80度もあるあつい湯の中に入っているのです。かんたんな道具はつかいましたが、あつい湯のために、女工さんたちは指をいためることもたびたびでした。

○今は、糸とりきかいがひとりでにまゆから糸をまきあげますが、昔はいちいち人手でやりました。そのために糸まき(写真3)のなか)は、ひとりで20こ分ぐらいしかうけもてませんでした。しかし、今はきかいのおかげで、ひとり100こ分もうけもてるようになりました。

○1)〜3)までの写真は、町内の多勢製糸工場の中の様子です。この工場は今からやく60年も前(昭和7年)に仕事を始めました。しかし、かいこを育てる農家が年々少なくなり、平成7年に仕事をやめています。

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