霊山町勢要覧 -022/027page

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施策の概要

霊山町では、すべての町民が生き生きと暮らしていけるように、
第4次霊山町振興計画を策定しました。
計画に基づきながら、「人と自然の共生・りょうぜん」を
将来像にかかげて、まちづくりに取り組んでいます。

健康福祉

ふれあい支えあう健康福祉のまちづくり

 共働き世帯の増加や少子高齢化な どが進む中、町民が互いに助けあい、 誰もが安心して暮らすことのできる 環境づくりがまちに求められていま す。健康や福祉活動において多様化 しているさまざまな課題に適切に対 応し、保健、医療、福祉がスムーズ に連携したサービスの提供を進めて いく必要があります。さらに、後継 者の韓婚対策や子育て環境の充実を 図り、すべての町 民が健康で生きが いのある、ともに 支えあう地域社会 の構築をめざして います。
 霊山町では、町 民の健康的な生活 を支援するために、 さまざまな健康教 室や健康相談、栄 養改善教室などを 開催しています。 また、健康診査を実施して病気の早 期発見を進めているほか、健康指導 も行っています。母子保健において は、乳幼児の健康診査などをとおし て充実を図っています。町内の医療 機関と連携を図りながら、医療サー ビスの充実と救急体制の整備に努め ています。
 全国的に高齢化が進んでいる中 で、霊山町でも六十五歳以上の高齢 化率が二十六・二%(平成十二年度 国勢調査)となっています。特に七 十五歳以上の高齢者の割合が増加し ており、今後ともすべての高齢者が 健康で生きがいをもち、住みなれた まちで安心して生活できるように、 介護保険制皮に基づきながら在宅介 護サービスを提供していきます。
 総合福祉センター「茶白の里」で は、保健と福祉 のさまざまなサ ービスを提供し ています。デイ サービスを実施 しているほか、 身体に障害をも つ方の機能回復 訓練や乳幼児健 康診査なども行 っています。在 宅介護支援セン ターやボランテ イア活動の拠点となるボランティア 室などもあり、霊山町の保健福祉サ ービスの拠点となっています。
 また、町民一人ひとりが障害者へ の理解を深めるため、積極的に啓発 活動に取り組んでいるほか、道路や 公共施設のバリアフリー化を進めて います。同時に障害者の雇用・就業 の促進に努めています。

健康福祉

生活環境

安全とやすらぎの快適なまちづくり

 うるおいのある生活環境の中で安 心して暮らすことは、町民みんなの 願いです。より安全で快適、便利な 霊山町をつくつていくために、生活 環境の整備に取り組んでいます。
 霊山町では、都市計画マスタープ ランを策定し、自然環境に配慮しな がら計画的な土地利用を図っていま す。また、森林のもつ保全機能や水 資源かん養機能などを見直すととも に、町民にゆとりとうるおいを与え る余暇活動、交流の場としての活用 も図っています。
 国道、県道をはじめとする町内道 路網の整備にも取り組んでいます。 町田線の町田橋が完成したほか、ふ るさと林道大霊山線など、生活を支 える基盤整備が進められています。
 さらに上水道の整備においても、 地域の状況にあわせた整備を行って います。
 生活スタイルの多様化にともなっ て、ごみの畳も増えています。その ため、循環型の社会をめざして町民 の協力のもとに分別収集を行ってい るほか、リサイクルの推進を図って います。
 また、花いっぱい運動など、町民 が参加しての美しいまちづくりを支 援しています。
 万が一の災害や事故から町民の命 と財産を守るため、防災訓練や治 山・治水対策などを行っているほ か、交通安全のための啓発活動や防 犯意識の高揚などに、地域ぐるみで 取り組んでいます。

生活環境

生活環境


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掲載情報の著作権は霊山町役場に帰属します。
霊山町の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。