月舘町勢要覧 -000-01/026page
ごあいさつ
月舘町長 遠藤 五六 二十世紀もあとわずかで終わりを迎えます。
この一世紀一〇〇年の前半は、人類にとって大きな争いの渦に巻き込まれた、激動と悲劇の五〇年であったと思います。
そして後半の五〇年は、めざましい科学の進歩による平和を追求した変革の五〇年と言えるのではないでしょうか。
緑なす山々、広瀬川の悠久の流れ、月舘町もこの一〇〇年、時代の流れと共に変遷を重ねながらも、先人の培ったこの「ふるさと」をしっかりと受け継いでまいりました。
今、月舘町は、町の将来像を展望した「月舘町第二次振興計画」を策定し、着実に推進を図っております。
月舘町に住む人びとが「自信をもって誇れるまち」に一歩ずつではありますが、実現に向かって進んでおります。
高齢者が笑顔で、壮年の方々がゆとりを持って、青少年がたくましく希望を持って、そして女性の皆さんが愛和の心を通わせ仲良く手を結び合い、二十一世紀に向かって真の豊かさのため「花と緑あふれる夢創造の里」づくりに努力してまいります。