大玉村勢要覧 -002/035page
H U M A N
大玉村は、昭和30年に大山、玉井の二ヶ村が合併して誕生し、現在に至っております。
その間、社会情勢の変化に対応しつつ、村民各位の村政に対する深いご理解と協力により、一歩一歩着実な伸展をみてきたところであります。
しかしながら昨今の内外をとりまく社会経済情勢は非常に厳しく、しかも長期化の様相を呈し、特に、本村の基幹産業である農業においては、米の関税化をはじめ一段と厳しいものになるのは必至であろうと思われます。
わが村が、来る21世紀に向け、明るい未来をひらくためには、これらの情勢を見極めつつ、財政を取り巻く厳しい環境を踏まえ、時代の潮流変化に対応した新たな施策が急務であると考えます。
このため、本村の総合振興計画に基づき、村民福祉の向上を究極の目標として、「村の経済に活力」「生活環境の快適性」「保健福祉にぬくもり」「教育に希望の光」「住民の和を深める」以上5つの柱に沿って、村民総参加のもとに積極的に努力してまいる所存であります。
今後とも、大玉村の限りなき発展のため、より一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げ、ごあいさつといたします。
大玉村長 浅和定次