社会科副読本第3・4学年 わたしたちのきょう土 おおたま - 112/129page
公民館をつくる努力
村では、公民館を、村の人々の考えや、ねがいを聞いて、ととのえるしごとをはじめました。
村の公民館は、一九六六年(昭和四十一年)ごろから少しずつととのえられてきました。
それまでは、各地区で、昔の古い中学校を利用していました。しかし、利用する人や、利用する回数や、使い方のちがいもあって、不便になってきたのです。
そこで、使う目的に合った、新しい公民館が必要になりました。一度に公民館をつくれば村のお金が大へんです。そこで村役場の計画と人々のねがいをあわせて、農村かんきょうかいぜんセンターや今のようなりっぱな新しい公民館ができあがりました。
公民館には、係の人がいて、いつも利用できるようになり、村の人たちは、便利になりました。