本宮町町政要覧 -015/043page
私たちの町でも、ごみは深刻な問題となっていました。
そこで平成3年度より、
一市四町二村で構成する安達広域圏では、「分ければ資源、まぜればごみ」をスローガンに、ゴミラくんが登場。
町民の方々の関心も高まり、
行政と一体になった分別収集によるリサイクル活動が
始まりました。
各地区のごみステーションに、
17品目に細分類されたごみが、
指定された日に出され、
可燃物、不燃物、リサイクルされるものに分けて処理されます。
小さな町の大きな問題・・・。
解決策は自主性です。空き缶や空きぴんを処理するリサイクルセンターも完成し
ここで処理されたリサイクル益金は、町内全に運営費として還元されています。
町民の方々の理解と協力で、約90パーセントの分別が可能となり、
昨年からの一年間で可燃物・不燃物合わせて別パーセントの減少を見ることができ
埋立処理場の埋立可能年数が約3年間延長される見込みとなりました。
この盛り上がりを、いつまでも継続して行きたいと思います。
また、下水道の整備も急ピッチで進められています。
本宮町の下水は、郡山市の阿武隈川上流流域下水道県中浄化センターに集められ
処理されています。
現在本宮町の下水道普及率は、32.9パーセントとなっていますが、
平成4年度より導入された、農業集落排水事業と併せて、きれいな町づくりを目指しています。