もとみや 小学校社会科副読本 - 051/101page

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水害の歴史

本宮町の水害のようす
江戸時代
  何度もこう水にみまわれた。
1890年
(明治23年)
  大こう水。111けんの家が流された。田畑にも大きなひがいが出た。「まんちょうの海のようだ」といわれました。
1898年
(明治31年)
9月
大こう水。580けんの家が流された。
この間に,こう水が8回おき,橋のひがいや死人も出た。
1941年
(昭和16年)
7月
大こう水。ひがいを受けた家1163けん。あぶくま川の水位が9.62mになった。川の水が町一面にあふれ,湖のようであった。
1948年
(昭和23年)
9月
台風の大雨によるこう水。あぶくま川の水位が8mになった。
1966年
(昭和41年)
6月
9月
台風によるこう水が6月と9月にあった。
この間に,こう水が3回おき,田や畑にひがいが出た。
1986年
(昭和61年)
8月
大こう水。あぶくま川,あだたら川から水があふれ,家や田畑に大きなひがいが出た。あぶくま川の水位が8.48mになった。今のサンライズ前では,ちゅうしゃしていた車も水にしずんでしまった。
1998年
(平成10年)
8月
大雨によるこう水。あぶくま川の水があふれ,高木地区の家や田畑に大きなひがいが出た。あぶくま川の水位は8月27日に7.63m,8月30日には8.37mになった。本宮町にひなんかんこくが出され,多くの人がひなんをした。
2002年
(平成14年)
7月
台風による大こう水。あぶくま川と五百川の水があふれ,家や田畑に大きなひがいが出た。あぶくま川の水位は,7月11日に8.53mになった。約500人がひなんをした。

水害をふせぐ努力

水害をふせぐための工事
1987年
4月
あぶくま川のていぼうを高くする工事が始まる。
1991年
3月
あだたら川の新しいていぼうができる。
1995年
3月
はい水ポンプ施設ができる。
2000年
3月
あぶくま川に新しいていぼうを作る工事が終わる。

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本宮町教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。