東和町町勢要覧 -014/042page
OH LIFE PEOPLE
走る東和 町一丸の声援を追い風に、力走、激走、感動ゴール。
●町駅伝チーム県内87市町村のチームが、白河市〜福島市間 100kmにわたり、たすきリレーを繰り広げる「福 島県市町村対抗縦断駅伝競走大会(ふくしま駅 伝)」。東和町駅伝チームは、平成元年の第1回 大会から人口規模の圧倒的に多い県庁所在地 福島市や、全国一の広さを誇るいわき市などの 強豪チームと手に汗握るつばぜり合いを演じ続 けており、総合成績で準優勝から9位(町の部 では3度の優勝)と、常に上位チームの一角を キープしています。
この町駅伝メンバーからは、箱根駅伝競走区 間賞ランナーや全国高校駅伝競走準優勝ランナ ーなど、全国レベルへの飛躍が続いてきました。 東和町で生まれ育った中学生から高校生、そ して一般まで、地域で鍛え抜かれた男女ランナ ーたちのたすきに込める情熱と、常日頃のたゆ まぬ努力が地域内外の期待を集め、「走る東和」 のキャッチフレーズを生み出しています。伝統を積み重ねて努力が開花。夢と情熱をいだき全国へはばたく。
●東和バドミントンクラブ昭和49年に結成以来25年以上の伝統を有し、 週2回、町第一体育館を主会場に、午後7時か ら10時までの定期練習会をメイン活動として いる東和バドミントンクラブ。福島県内の先駆 的バドミントン愛好団体としてスタートし、町 外へも積極的に出張しながら「バドミントン教 室」を通した競技普及活動を展開しています。
毎年9月には県北地域17市町村の中学生を 対象に、350人以上が出場する「東和町中学生 バドミントン大会」を、また、1月には近隣市町 村の小学生250人以上が出場する「東和町小学 生バドミントン大会」を開催し、大会運営すべ てを自主的に行っています。
クラブメンバーからは、インターハイ全国大 会や国体少年男子部門への出場選手を輩出し、 さらには、クラブの指導成果が結実し、平成12 年度には東和中学校男子団体チームが県大会・ 東北大会で優勝、東北地区代表として全国中学 校体育大会へ初出場しました。次代を担う中学 生部門を「東和ジュニアバドミントンクラブ」 として独立させ、地域スポーツの限りない夢を 乗せた新たな風が吹き始めています。