平成14・15年度版 ふるさと郡山の歴史 -024/041page
水とのたたかい
うわぁ、たいへんだ!
すごい水だよ! 道路が川のようだよ!
どうしてこんなことに
なってしまったのかな?
郡山市では、1986年8月、1998年8月に大雨によるこう水の被害(ひがい)にあっています。その被害のようすから、こう水のおそろしさを知っておきましょう。
1986年8月 1998年8月 亡(な)くなった人 2名 0名 床(ゆか)の上まで水がきた家 1,321世帯 394世帯 床の下まで水がきた家 1,386世帯 523世帯 避難(ひなん)した人の数(最大) 1,199人 5,199人 被害(ひがい)のお金 約400億円 約159億円 たいへんな被害ですね。このような恐(おそ)ろしいこう水が昔から郡山の人々を苦しめてきました。しかし、1986年と1998年を比べてみると、被害が少なくなっていることがわかるね。これは、こう水対策のおかげなのです。
こう水の被害にあった人たちはどんな気持ちだったのかな?
郡山市では、こう水に対してどんな対策をしているのかな?
水が足りなくて、苦しんできた郡山の先人(せんじん)たち。その反面(はんめん)、こう水によっても苦しめられてきたんだね。豊(ゆた)かな水をもとめ、水とたたかってきた先人たち。そして今もなお、努力し続けているのです。そのおかげで、わたしたちの豊かな生活が支(ささ)えられているのですね。
参考:郡山市ホームページ http://city.koriyama.fukusima.jp/ 洪水にそなえて(ハザードマップ)