1999 須賀川市勢要覧 「和 TAIWA」 -030/044page
すかがわ新時代
21世紀への輝き II
平成13年(2001年)、須賀川テクニカルリサーチガーデン整備区域内で開催されるジャパンエキスポイン福島2001「うつくしま未来博」は、入場者200万人を目指しています。
福島空港隣接の阿武隈地域の中で開催されるこの未来博には、福島県が新しい都市像として、新世紀に向けて提唱する「森にしずむ都市」の理念が息づいています。その一端が、この未来博の大きな特徴の一つ「森と共生する暮らしの新世紀実験場」に表れています。須賀川市東部の森に囲まれた会場で、人と自然が共生する様々な知恵やライフスタイルの創造を提案する博覧会を目指すからです。例えば、4つに大別されるゾーンの1つ「自然交遊ゾーン」では、森のネイチャーツアーや森の学校といった、「森と遊び、森に学ぶ」機会を来場者に提供します。
またこの未来博は、平成7年開催のふくしま国体に続く「うつくしま、ふくしま県民運動」の第2期シンボル事業として、県民みんなが力を合わせ、つくり上げる博覧会を目指すため、もう一つの特徴を有しています。それが、「参加プログラムでいっぱいのプログラムエキスポ」です。
つまり、県民総参加によりつくり上げるプログラムと、来場者に参加・交流・体験していただくプログラムで、構成・演出される訳です。
現在、この未来博の会場地となるテクニカルリサーチガーデン用地内では、開幕へ向けたハード面の整備が急ピッチで進められていますが、ソフト面でも、平成10年11月6日の特定博覧会「ジャパンエキスポ」の通産省認定が、大きな弾みとなって、県民総参加の各種取り組みにも拍車がかかり、盛り上がりを見せています。
また、恒久施設として、(仮称)先端科学技術体験センターやメーンステージなどを未来博終了後も継承していきます。
いま、須賀川市は、このような未来博への取り組みを、「新世紀に飛躍する市民のしあわせづくり」に向けた大きな礎としてとらえ、積極的に展開しています。
美しい空間 美しい時間
JAPAN EXPO IN FUKUSHIMA 2001
うつくしま末来博
平成13年7月7日(土)〜9月30日(日)
会場/福島県須賀川市