岩瀬村勢要覧 -005/039page

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自分のものは自分でつくる。[ワラ細工]

六十年以上にもわたりワラにこだわり、現在もしめ飾り や民芸品など、ワラ細工をつくり続ける職人がいます。
昔は今と違って靴や笠などワラでつくられているものが 多く、その大半が自分でつくらなければならない時代で した、「それがワラ細工との出会い」と当時を振り返り話 してくれました。当時は生活に密着していたワラも今で は、正月のしめ飾り等需要は少なくなってきたとはいえ、 このきめ細かな技には目を見張るものがあります。
現在はしめ飾りのほか、民芸品を創作する毎日ですが、ビ ニールテープで鮮やかな色合いを出すなど新しい試みを 忘れません。昔の生活様式や伝統を後世に伝えるために もなくてはならないワラ文化。このようにワラ細工をつ くり続ける人によって、その魅力と技は確実にこの村に 伝承されることでしょう。

岩瀬村には伝統の技を活かし、
福島県のなかでも指おりの熟練者が数多くいます。
ワラ細工とまゆ工芸は村を代表するもので、
岩瀬のピーアールにも一役かっています。

ワラ細工職人

ワラ細工1

ワラ細工2


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岩瀬村の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。