天栄村村勢要覧 -007/028page
みんなが輪になる、天栄人(てんえいびと)の夢
ふるさとのゆたかな風土が、天栄人にもたらしたもの−。それは、”自然を愛し、守り伝える和の精神“に他なりません。現在、村は20の行政区に分かれ、それぞれの行政区が互いにコミュニケーションをとりながら、個性的な村を創り出そうとさまざまな活動に取り組んでいます。中でも、村の半数近くの約3000人の参加者で盛り上がる「村民大運動会」はすでに32回(平成12年現在)を数え、地区を代表して、子どもたちから若者、年輩の方々まで熱戦が繰り広げられます。秋には、日頃の練習の成果を披属する「天栄村文化祭」「音楽フェスティパル」といったイベントに加え、県内外から1000人近い健脚自慢が集まる「羽鳥湖畔マラソン大会」で、村は熱気につつまれます。神社仏閣が多く残る本村では、古来より伝わる祭りも大切に受け継がれています。また、21世紀に向けた新しい交流として、ふるさとの味を活かした「てんえいむら新そばまつり」や、住民参加の力−ニバル「てんえい夢ソーラン」などが広域的な発展をめざしています。
●村民大運動会
村総合農村運動広域を会場に毎年春期に開催。選手宣誓の後、聖火台に火がともされると、準やかなパレード、天栄山黄金太鼓、綱引きや地区対抗リレーなど、さまざまな競技が繰り広げられます。県内でも数少ない日本陸連公認コース
●羽鳥湖畔マラソン大会
平成12年で15回を迎える村のビッグイベント,標高700m、羽鳥湖畔のさわやかな風を受けながら、ゆるやかなアップダウンやカーブなど変化に富んだコースにランナーたちが挑みます。最大230名収容可能な地域活動の拠点
●天栄村羽鳥湖高原交流促進センター
、平成6年に完成。羽鳥湖マラソン大会などを開催する際のイベントハウス機能、地域のサークル活動や集会をサポートするコミュニティハウス機能,そして他都市から訪れるゲストとの交流に利用できるゲストハウス機能と幅広い目的に利用できます。たくさんの声援に子供たちの笑顔が輝きます
●小学校大運動会
毎年5月に開催。村内には広戸小、大里小、牧本小、湯本小、羽鳥小の児童468人(平成12年度現在)が、保護者や先生たちの声援を受けながら、工夫をこらしたさまざまな種目に参加します。元気いっぱいの子供神輿も参加
●馬頭観音まつり
かつては多くの名馬を産出していたので、馬頭観音を祠るようになったと伝えられています。毎年7月には緑日が開かれ”護摩たき”や御神白馬と稚児行列などの”練り供養”が盛大に行われます。天栄村 Keyperson
天栄音頭をオリジナルアレンジ
長半てんで3回踊れば、もう仲間入りです。てんえい夢ソーラン実行委員会代表 添田 勝幸
商工会青年部で創った新しい地域おこし、それが「てんえい夢ソーラン」です。当初はわずか10名ほどのメンバーでしたが、次第に踊りの輪が広がり、今では2歳の子どもから70歳のおじいちゃんまで、総勢メンバー230名が「てんえい夢ソーラン」の仲間です。県内の祭りはもとより、ふるさと天栄村で大々的に踊りたいですね。