天栄村村勢要覧 -009/028page

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陽のきらめきを受けて、村に新風が吹きわたる

 天栄村が見つめたい未来像。それは”自然と人が共生し、その魅力を世界に向けて発信できる社会”です。国際的な視野をもつ人材の育成を図るための海外研修事業、行政情報ネットワークの整備、防災行政無線や県防災情報通信システムなどの整備も進み、パソコンの導入によって学校でも情報教育が普及しています。そして、村の新しい特色として注目されているのが「風力発電」です。平成8年10月、風力導入可能性調査のための研究部会が組織され、平成9年2月に開催されたrむらおこしシンポジウム」では、風車をシンボルにしたやさしい村づくり構想r風の谷・光の谷のten-ei構想」が発表されました。「風車による発電で雪をつくろう」「モデル温室による蘭などの花き栽培や、トマト・メロン・ほうれん草などの養液栽培に利用できないか」といったアイデアが出され、観光や農業の振興を図る具体策が次々と出されました。村の未来を象徴するクリーンなエネルギーが、天栄村の未来を輝かせる日ももうすぐです。

谷

羽鳥湖を吹く風

クリーンなエネルギーを村の振興に
●風の谷・光の谷のten−ei構想
 二岐山から羽鳥湖高原を流れる風を利用して電気をつくり、村の観光・振興に役立てる計画。定格出力750キロワット、ブレード(羽根)の最も高いところまで75mという大型風車を4基建設中(平成12年完成予定)。

風の谷・光の谷のten−ei構想イラスト図

世界に発信できる天栄村をめざして
●パソコンによる情報教育・講座
 村では、小・中学校へのパソコン導入の拡大を図るとともに、パソコン講座などの開催により、村民の情報活用能力の育成にも努めています。

パソコンによる情報教育・講座

天栄村 Keypoint

ブリティシュヒルズ パスポートのいらない英国留学

 羽鳥湖高原にある神田外語大学研修センター。24万1256uという広大な敷地には、中世イギリスの建築様式を再現した宿泊棟やマナーハウスがあり、プールやテニスなどを楽しむこともできます。イギリスを疑似体験できるこの施設では、英語の研修や保養の目的で訪れて、英語に触れることができます。村の各小中学校への講師の派遣や、地元高校生の英語研修、企業や教員たちの研修はもとより、村国際交流協会の体験交流会などにも利用されています。

ブリティシュヒルズ

村の各小中学校への講師の派遣


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