天栄村村勢要覧 -027/028page

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21世紀のテーマは「心豊かな村づくり」

 私たちの天栄村は、福島県の南部に位置し、面積225.56 ku、人口6,958人(平成12年現在)が生活を営んでおりま す。村内を見わたせば、大川羽鳥県立自然公園に広がる森 林、古い歴史と伝統文化、近年は羽鳥湖を中心に福島県有 数の観光スポットとしても注目を集め、「森と湖といで湯 の里」として、たくさんの方々から親しまれております。
 天栄村は、「心豊かな村づくり」を21世紀の新しいテー マとして掲げ、保健・福祉の向上、教育の充実、農林業や商 工業および観光の振興、道路・下水道といった生活環境の 整備など、先人の築いた歴史と伝統を大切にし、村の持つ 資源を最大限に活用しながら、次代へ向けたきめ細やかな 施策を展開していこうと考えております。
 豊かな未来を実現するためには、行政と住民が一体とな り、村民総参加による村づくりを行い、広域連携の中で、 施設の相互利用や情報ネットワークの形成などを行いな がら、個性ある村づくりを推進していかねばなりません。 本村ではその指標として「第三次天栄村総合計画」を策定 し、平成18年度を目標年次として、郷土の発展をめざして おります。
「誰もが住んで良かったと実感できる村」そして、「21世 紀を生きる子や孫に誇れる魅力ある天栄村」の実現に向け て天栄村はこれからも邁進してまいります。
 この冊子によって、本村の現状をこ理解いただくととも に、今後一層のお力添えをいただければ幸いに存じます。

平成12年8月

天栄村長 兼子 司

天栄村長 兼子 司

村 章
「てんえい」の“て”と“ん”を図案化したも ので、丸い形は村民の融和・円満と平和を 意味しています。また、円の中心の白地は 羽鳥湖瀬、“ん”は村のシンボル二岐山をあら わし、村の森と湖の自然、そして村の限り ない躍進を象徴しています。

村 章

プロフィール
 本村は、昭和30年に湯本村、牧本村、大里村、広戸村が合 併し、現在の天栄村となりました。名前は村の中央部の天 栄山に由来しています。自然条件は分水嶺をなす鳳坂峠を 境に区分され、東部は降雪が少ない太平洋側気候で、阿武隈 川支流釈迦道川、竜田川の河川沿いに耕地が拓けています。 西部は冬期間最大2mにも及ぶ日本海側気候で、那須連山 の山間にあっては地勢は急峻で、この地域の90%が山林 原野となっています。

天栄村村民憲章
 私たちの村天栄は、自然lこはぐくまれた古い歴史と伝統 のある村です。私たち村民は、先人の築きあげた伝統を重 んじ、勇気と誇りをもって、郷土を愛し発展させ、その成果 を、後世に引き継ぐことがつとめです。このため、全村民の 誓いとして、ここに村民憲章を定めます。

私たち天栄村民は、

1 自然を愛し 調和のある美しいむらづくりにつとめます。

1 きまりを守り やさしい心のかよう明るいむらづくりにつとめます。

1 働くことを尊び 互いに励まし合う豊かなむらづくりにつとめます。

1 心身をきたえ 健康な活力あるむらづくりにつとめます。

1 教養を高め あしたをひらく誇りあるむらづくりにつとめます。

村の花 りんどう
村の花 りんどう

村の鳥 うぐいす
村の鳥 うぐいす

村の木 松
村の木 松

村の木 槐(えんじゅ)
村の木 槐(えんじゅ)


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天栄村教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。