わたしたちの石川町-115/127page
石といわれているもの(岩石と鉱物)
自然にある石といわれているものを大きく分けると,岩石と鉱物に分けられます。たとえば石川の大地をささえているおもな岩石は花崗岩のなかまです。この岩石は白っぽい石英と長石・黒っぽい黒雲母とかくせん石という鉱物でできています。鉱物とは岩石をつくっている石のことです。石川町には,花崗岩のなかまで特に結晶の大きい巨晶花崗岩(ペグマタイトという)の岩石の脈があって,この中の大きな石英と長石が昔たくさんほり出されました。ペグマタイトの中には,めずらしい鉱物がたくさんはいっています。
岩石と鉱物のかんけい
岩石
鉱物
石川町の大切な産業だった鉱山
大正時代から昭和40年代ごろまで,石英(けい石)と長石をほった鉱山が町にたくさんありました。
○石英一ガラス・レンズの原料になります。
○長石一せと物のうわぐすりになります。
町の多くの人が,鉱山にかんけいする仕事についていて石川の鉱石は全国に売り出されました。
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