わたしたちの石川町-117/127page

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町鉱物保護収集委員の方のお話
町鉱物保護収集委員の方のお話
みなさんの足もとにころがる「石さん」には,みなさんと同じように,みんな名前があります。ちがうところは,それぞれきまりによって名がつけられていることです。石川にある「石さん」は100年も前から研究されて,石川町は日本で有名な石の町・石川になりました。母畑・中谷地区の山や川に見られるしまもようの「石さん」も,あぶくまの山がどのようにできたかを知る手がかりを持っています。ひとつひとつ手にとって,「石さん」をていねいに調べてあげましょう。おもしろいですよ。
※参考になる本「いしかわの石の物語」石川町発行
三森たか子先生


【石川の主な鉱物】
●若葉…レンズ,ガラス,焼き物に用いられる他,今は石英から人工水晶がつくられ,クォーツ時計に使われたり,コンピュータに使われたりする。
●水晶…石英が六角柱状に結晶しているものを水晶という。色によって,黒水晶や紫水晶などの名がつく。
●長石…粉にして焼き物のうわぐすりとして用いられる。ホーロー製品,セラミックなどの材料になる。
●ざくろ石(ガーネット)…つぶ状の結晶の形が「ざくろの実」ににている。よいものは宝石になる。


〈水晶の結晶図〉
〈ざくろ石24体結晶図〉
水晶の結晶図
その他雲母や電気石,緑柱石など100種類に近い鉱物があります。

今でも保存されている鉱山のあと(和久観音山鉱山)


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