平田村勢要覧 -006/031page
伝統文化等保存伝承施設 旧庄屋の屋形 江戸期の東山村(寛政三年(1791年)以降土浦藩分領、戸数約三十)の庄屋を勤め、代々農業を営んできたという鈴木家の住居でした。 桁行(間口)十四間半余のうち、上手側から八間が居住部、次の間口三間の部分が作業場、下手の間口三間余りが馬屋という構成で、作業場と馬屋の上方には中二階を設けてあり、阿武隈山系の江戸末から明治期の平面特色をもつ民家です。