平田村勢要覧 -026/031page
■整備が進む下水道
農業集落排水事業は、豊かな自然環境の保全と、農村地域の生活環境を向上させ、地域の活性化を図るためにも重要な役割を果たしています。
本村では、住宅密集地(上蓬田、北方、永田)を中心に3地区を計画しており、平成7年度より上蓬田地区が工事に着工し、一部供用開始いたしました。平成10年度からは北方地区が着工され、着々と整備が進められ、3地区の早期完成が望まれております。
■防火診断事業
近年の地域生活環境の変化、また、これに伴う消防に対するニーズの増大、多様化等は消防カの整備のあり方に大きな影響を及ぼしてきており、関係機関一体となってこれらに対応することが今日の緊急の課題です。
防火診断事業は、住宅火災の予防及ぴ高齢化の進展などにより、一層懸念される火災による死傷者の発生防止のため、春と秋の全国火災予防運動週間あるいは年末などに、村・消防団・婦人消防クラブ・消防署・行政区長会・村社会福祉協議会など関係機関が一体となって、村内全戸の防火診断を毎年継続的に実施し、火災の未然防止に努めている「防火呼び掛け運動」です。
特に、村内全世帯の主婦が会員となっている婦人消防クラブは、昭和43年設立以来「我が家の防火は我が手で」をス□ーガンに、消防団などと連携を図りながら、一人暮らしの老人世帯あるいは、高齢者や身体の不自由な方のいる世帯等に対する防火指導の徹底や、住宅防災機器の普及を推進するなど、常に地域に密着したきめの細かい各種防火啓発活動を展開しています。
幅広い世代と職業に支持された地域連帯の自主防災活動における地域の防災機能に応じた、安全で災害に強いコミュニティの形成に大きな役割を果たしています。
■花いっぱい運動
昭和54年に制定された平田村民憲章に基づき、豊かで住みよい明るい村をつくる運動の一環として、同じ地域に住む人たちがそれぞれ協力し、花づくりの育成を通じてふれあい、思いやりのある地域づくり、人づくりを目的として行っています。