4年社会科学習しりょう わたしたちの町三春-044/055page

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(2)台風10号によるひがい

昭和61年8月4日から5日にかけての台風10号のえいきょうによる雨量は、町役場にせっちされている雨量計で218ミリ。家などのしん水、土砂くずれ、田や畑のかんすい、道ろなどのくずれ、ていぼうのけっかいなどのひがいがあった。
その中でも最大のひがいは、大滝根川のはんらんによる町じょう水場へのしんすいでした。このため3日間にわたって町の水道がとまり、町では、自えいたい・郡山広いき消防本部の協力をえて、きゅう水活動を行った。
自えいたいによるきゅう水活動
自えいたいによるきゅう水活動

消防団によるきゅうじょ活動

。子どもの作文

8月4日、その夜は雨がいっぱいふりました。ぼくの家のゲタ工場の前の田んぼが、イネがたおれて、茶色い水がいっぱいになって、池のようになりました。おとうさんの会社では、おとうさんの首ぐらいまで水があったそうです。窓のすきまから水がどんどん人ってきたそうです。車が5台ぐらい水びたしになって、機械も動かなくなったそうです。
日よう日に会社につれていってもらいました。
ガラスに水のあとがついていました。息がすえないくらいくさかったです。教室の半分ぐらいの大きさの麦を出す機械がこわれていました。その機械の前に、麦や米が入った袋があって、カビがはえていました。
ひとばんふった雨でこんなにたくさんの家や機械が水につかってしまうなんてびっくりしました。―田村の窓Tくんの作文から―


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