三春の自然-041/070page

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くのでヒツジグサといわれている。
ハスは、水面から1mくらい高い位置に桃色の大きな花をつけ、6月ごろから咲き始める。この花が散ると花床の部分が大きくなり、半球状の形で上面にシイの実のようなものを10〜20個ぐらいつける。ちょうど、ハチの巣にハチの子かいるように見えるところがら、ハチス(蜂巣)と呼ぶようになり、それがつまってハスと呼ばれるようになった。
コウホネは、カワホネ(河骨)ともいわれ、地下茎か太くて寒さに強く、よくふえる。6月から10月にかけて、黄色のかわいい花をつける。
(2)真照寺のミズバショウ
池の上手の湿地に、ミズバショウがたくさん咲き、3月の終わりごろ芽をふき、4月初めには、葉より先にまっ白い花(仏えん苞)が開く。この花(苞葉)が仏像の光背(仏像のうしろについている光をあらわしたもの)に似ているので、「アミダソウ」ともいわれた。
ミズバショウ
ミズバショウ
この湿地には、茶色の円形の花、ザゼンソウもみられ、ミズバショウに近
ザゼンソウ
ザゼンソウ

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