3年 社会科がくしゅうしりょう おのまち- 033/070page
(6) 牛を育てる(酪農(らくのう))
むかしから、小野町では、阿武隈高地(あぶくまこうち)の豊(ゆた)かな自然(しぜん)を生かしてさかんに酪農が行(おこな)われてきました。今も肉用牛の生産額(せいさんがく)は3億6900万円、乳用牛の生産額は5億6600万円となっており、合わせると農業の中で米の生産額より多くなっています。(平成12年)しかし、外国からの肉の輸入(ゆにゅう)がふえてきたり、BSE(ビーエスイー)問題がおこったりして、きびしい経営(けいえい)がつづいています。そのため、さらに工夫して酪農を行うことが求(もと)められています。
― 生産者(せいさんしゃ)の顔(かお)が見える、安心(あんしん)・安全(あんぜん)な牛肉をめざして ―