常葉町町勢要覧 -003/026page

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ここは、阿武隈の深い懐に抱かれた自然あふれる美しい町です。

風景



鎌倉岳

[鎌倉岳]

紅葉

 常葉町は福島県の中東部、宮城県南部から茨城県北部まで南北に続く阿武隈山地のほぼ 中央に位置した高原の町です。岩峰豊かな鎌倉岳・阿武隈山地の最高峰・大滝根山、牧場の 広がる殿上山などの山々に囲まれ、四季折々の豊かな自然は町の自慢でもあります。
その名前のとおり豊かな緑に恵まれたこの地では、約8千年も前から人々が生活を営み 、歴史を築いてきました。その後、奥州百座の一つにも数えられるまで発展した常葉の里は、 相馬街道の宿場町として、また三春藩の馬の産地としても栄えてきました。さらには 近世において自由民権運動の先駆者河野広中氏を区長とし、いち早く区民会を興すなど、 自由民権運動発祥の地としても知られています。明治33年に町制が施行され、昭和30年に は隣接する山根村と合併し新町「常葉町」が誕生しました。「カブトムシ自然王国」の独立宣言 は昭和63年に行われ、『カブトムシのふるさと常葉』を目指した町ぐるみのイメージアップ と産業おこしによって、現在では広く全国に知られるまでになりました。自然と歴史に育まれた この地で、その地の恵みを活かした町づくりを進めている常葉町。人々の温かなぬくもりが 、これからも明るい未来を拓いていきます。



桜


環境を活かした施設

[環境を活かした施設づくり]
自然の地形や豊かな緑、そして史跡などを活かしながら人々が集える施設を設置するなど 自然環境との共生を考えた町づくりを進めています。

位置地図

●位置●
東経140度38.49分、北緯37度26.05分
南北15.2km、東西12.7kmで、総面積は84.4km²
阿武隈山系に包まれた標高430mの山間地帯で、周囲は田村郡都路村、船引町、大越町、双葉郡川内村に 隣接しています。


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掲載情報の著作権は常葉町に帰属します。
常葉町の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。