農業副読本編さん事業 社会科資料 都路村の農業 - 002/022page

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(2) 土地のようす

 都路村の面積は一二五・三七平方キロメートルあります。都路村は阿武隈高地(あぶくまこうち)の中にあり、周りが高い山で囲まれています。標高(ひょうこう)三五〇メートル以上の高地にあって、傾斜地(けいしゃち)が多く、霜(しも)、冷害(れいがい)などの影響(えいきょう)を受けやすいところです。土地は肥えており、稲作、養蚕(ようさん)、葉たばこ、牧草地などに適しています。

 周囲にあるおもな山は、東に三郡森(さんぐんもり)(六九五メートル)、南に大鷹鳥谷山(おおたかとややま)(七九四メートル)、西に桧山(ひやま)(九九二・五メートル)、鳴子山(なるこやま)(七六四・八メートル)、鎌倉岳(かまくらだけ)(七九四メートル)、北に五十人山(ごじゅうにんやま)(八八三・一メートル)です。

 都路村を流れているおもな川は、高瀬(たかせ)川、南川、山口川、古道川などの二級河川(かせん)があります。そのほか、十一の小河川が村のほぼ中央部で高瀬川に合流し、北東(浪江町)に流れています。

(3) 気候のようす

 都路村の気候の特徴(とくちょう)は、夏と冬の気温の差が大きいということです。一


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