農業副読本編さん事業 社会科資料 都路村の農業 - 009/022page
(2) 畜産のようす
畜産の仕事は、牛や豚などを育てる仕事です。昔は、牛・馬などで田畑をたがやしたり、田畑に必要なたいひを作るために、ほとんどの農家で家畜をかっていましたが、今は、牛や馬にかわるトラクターや、たいひのほかに化学肥料が使われるため、畜産を主とする農家で牛や、にわとりなどが、かわれるようになってきました。
畜産は、生き物をかう仕事なので、一年中休みなく働きつづけなければなりません。動物を育てる仕事で一番大事なことは、動物が病気にかからないようにすることです。そのためには予防注射をしたり、小屋の中を掃除したり、消毒をしなければなりません。
乳をしぼるために牛をかう仕事を酪農といいます。乳をしぼる牛を乳牛といい、白黒のもようのある牛をホルスタインといいます。
肉用牛の放牧