わたしたちのむら おもてごう - 099/102page

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2 水田を広くする 〜土地区画整理(くかくせいり)〜

 表郷村では、昭和30年代までは、せまい水田が多く、牛や馬を使ってたがやしたり、人手によって、田植えや稲(いね)かりの仕事をしたりしていました。しかし、農業(のうぎょう)に使うきかいが開発されてからも水田の面積がせまいため、きかいをなかなか使いきれませんでした。

昭和30年ごろの田のようす
  (昭和30年ごろの田のようす)

 村では、大がたのきかいを使ってできる農業をめざして、水田1まい当たりの面積を広げる計画を立て、県に協力してくれるようにたのみました。県では、昭和40年から県営(えい)ほ場整備事業(じょうせいびじぎょう)と農業構造改善(こうぞうかいぜん)事業として、工事を始めました。福島県内では3番目に始まりました。

 工事のあらまし

     (社川沿岸土地改良区調べ1995年)
年度\ 県営(えい)ほ場整備事業(じょうせいびじぎょう) 農業構造改善事業(のうぎょうこうぞうかいぜんじぎょう)
昭和40年度 深渡戸(ふかわど)地区
田     
道路(ろ) 
水路(ろ)  
17.2ha
1419m
5729m
番沢(ばんざわ)地区

道路
水路
53.57ha
7101m
18934m
昭和41年度 河東田(かとうだ)・堀之内(ほりのうち)地区
田     
道路  
101.16ha
10108m
番沢(ぱんざわ)・内松(ないまつ)地区

道路
35.81ha
5821m

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