東村村勢要覧 -014/019page
明日へ次代へ残したい、先人たちの足跡。
村の歴史遺産
釜子盆踊り
お盆の三日間、青年達が中心となって行われる夏の 風物詩。始まりは江戸時代で、武家や商人・農民など 身分を問わずに門戸を広げ、太鼓をたたき踊ったと言 われています。
釜子陣屋絵図
高田榊原藩の分領として藩政が行われた当時の 屋や、藩士の住まいの構成などを知ることができる貴 重なもの。陣屋そのものは戌辰戦争で壊滅したと伝え られており、残念ながら現在の陣屋跡には、当時の面 影を忍ぶことはできません。
日吉神社
天保11年に蕪内庄内屋ほか15名の寄進によって建 造され、完成まで1年有余が費やされたと伝えられて います。特に神殿彫刻などは、美術的にも評価が高く、 村指定文化財のひとつとなっています。
鹿島神社
明治36年に再建された歳、信夫郡(福島市)の彫刻師・ 平間与助によって彫られた、神殿彫刻(昇り竜と降り竜の一対) )はぜひ見ておきたいもののひとつ。そ の他、ご神体・十一面観音像等があります。
坂本観音石馬像
下野出島字坂本の馬頭観音堂に据えられた雌雄一 対の石像。産馬が盛んだった当時、近隣から多くの 信仰を集めました。雌は福貴作(浅川町)・小松布孝 の作、雄は里白石(浅川町)・高坂庄司の作によるも のです。