大信村村政要覧 -027/028page

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「ゆとりや潤い、心の豊かさが実感できる村づくり」

大信村長 渡部 泰夫氏

 福島県中通りの南部に位置する当村は、那須連峰を西方に望み、 隈戸川と外面川の清流が人口5千有余の生活を潤す、緑につつま れた自然豊かな村です。

 この大信村が、新たな世紀にふさわしい、躍動感に溢れ、活力 に満ちた確かなる飛躍を果たすとともに、村民すべてが夢、未来、 ゆとりや潤い、心の豊かさなどを実感できる確かな村づくりに努 めております。村政の基本理念は、村民の立場でものを考え、村 民とともに歩む村政、わかりやすい開かれた村民総参加の行政で あります。「目配り、気配り、足配り」を基本姿勢とし、多様化、高 度化する村民の意識やニーズに対応できるよう推進していると ころであります。

 「改革なくして成長なし」、今まさに国、地方を問わず「変革の 時」であります。地方分権の流れの中で、村は国・県との協調の もと、自ら考え、自ら実践する政策形成能力を備える必要があり ます。そのためにも、村組織が自ら改革していかなければなりま せん。

 現在は、福島空港の開港や東北縦貫道、新幹線といった高速交 通網の整備により、首都圏との距離がますます近くなっておりま す。地の利を活かした産業の振興を図りながら、村民がふるさと に誇りを持ち、個性あふれる地域づくりを村民とともに進めてま いります。

 本誌は、大信村の姿を紹介するとともに、21世紀の新しい時代 を創り出す当村の考え方を分かりやすくあらわしたものです。 皆様に大信村を理解していただくための一助になれば幸いに存 じます。今後とも村政発展に御支援と御協力を賜りますようお 願い申し上げます。

         平成14年1月
         大信村長 渡部 泰夫

【村 章】

村章
 大信村の村章は、昭和38年9月に制定され たもので、村人の融和と発展を円により力強く 表現し、それらを支える行政が常に安定し建設的 的であるよう不動の山で象徴 しています。また、進歩、堅実 正義を三角の各々の先端に配 しています。

【プロフィール】

 大信村は昭和30年に、旧信夫村(西白河郡) と大屋村(岩瀬郡)が合併して生まれた村です。 旧村名から一字ずつとって大信村と名付けら れました。
 位置的には、福島県の南部、白河地方に属し、 東西に長く、南北に短い長方形の地形をしてい ます。西部は那須山系に連なり、谷あいを隈戸 川、外面川が流れ、村の東部は豊かな水量によ って実り多い大地が広がり村の主産業である 農業を支えています。
 気候は、年平均気温が11.2度と比較的温暖 で、夏涼しく降水量が少ないという特徴があり ます。

【村民憲章】

 わたくしたちは、大信村民として自覚と誇り をもって郷土の限りない発展を願い、ここに村 民憲章を定めます。

一、
豊かな自然や緑を育み、うるおいのある
村をつくりましよう。

一、
伝統を受け継ぎ、教養を高め、文化の
香り高い村をつくりましよう。

一、
よく働き、豊かな暮らしの活力のある
村をつくりましよう。

一、
心と体を鍛え、健康で明るい
村をつくりましよう。

一、
手をつなぎ、住む喜びと安らぎのある
村をつくりましよう。

村の花(ヤマユリ)
村の花(ヤマユリ)
ヤマユリは、低山の草原などに 生えている多年草です。
本村では、いたる所で咲きほこ り、その美しさとやさしい香り は豊かな人間味あふれる大信 村を象徴しています。

村の木(スギ)
村の木(スギ)
スギは、スギ科、スギ属の常緑高 木です。その真っすぐに天をつ くように伸びる姿は、まさに限り なく躍進を続ける大信村の姿を 象徴しています。

村の鳥(キジ)
村の鳥(キジ)
キジは、キジ科に属する鳥で、 日本特有の鳥です。
低山の草原、疎林に住んでいて 本村にも多数生息しています。


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掲載情報の著作権は大信村に帰属します。
大信村の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。