塙町勢要覧 -025/026page

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塙町章
町章
この町章は「はなわ」の文字を図案化したものです。小さな円は人々の未来を、 大きな円は町民すべての融和と町の限りない発展をあらわしています。昭和43年10月 に明治百年記念事業の一環として町民から募集し、応募点数274点の中から選ばれた ものです。<昭和43年10月1日制定>


塙町の概要
  塙町は福島県の南端に位置し、東は東白川郡鮫川村、茨城県北茨城市・高萩市・里美村と 接し、南は東白川郡矢祭町、北は東白川郡棚倉町に接する東西約27km、南北約20km、 面積211.60km2の町です。
  町の東部には阿武隈山系、西部には八溝山系が連なり、中心部を久慈川がゆったり と縦断しています。
  この流れに沿うようにJR水郡線と国道118号が走り、郡山市や水戸市とは約1時間半 の距離で結ばれています。また、同じ県南地区の白河市までは国道289号で約50分の 距離です。このほか国道349号や主要地方道塙〜大津港線などが町民生活の重要な 足となっています。
  集落は町全域に点在していますが、久慈川沿いの平坦地に小規模ながら市街地 形態を見ることができます。
  気象は比較的温暖な表日本型の気候を示し、平均気温が12.7度、年間降水量は 1,300〜1,600mm、降雪量は過去5年間の平均が36cmと少なく、暮らしやすい土地柄 と言えます。
  土地はおおむね肥沃で、水稲、コンニャク、野菜などの栽培が主体です。八溝 山系には東日本屈指の杉や桧の美林があり、林産資源が豊富なことで知られています。


交通のご案内
交通のご案内
[東北新幹線]東京から新白河経由磐城塙駅まで2時間30分
[水郡線]水戸から磐城塙駅まで1時間40分
[常盤自動車道]那珂インターチェンジから国道118号線利用で1時間10分
[東北自動車道]白河インターチェンジから国道289・118号線利用で45分


21世紀に向かう町づくり
塙町長 二瓶隆男 Takao Nihei
当町は211.60km2と広い面積を持ち、林野率80%、久慈川が中央に 縦断南流する町です。東は阿武隈山系、西は八溝山系に連なる、緑と水の豊かな 農山村であります。私たちは、数々の歴史遺産の上に多くの先輩が築いてくださった この町をさらに大きく発展させなければなりません。農林業を基幹産業として、 工業、商業など活発な企業展開により、より豊かな町へそして社会基盤の整備 によって、より住み良い町を目指します。さらに、心豊かな暮らしを実現する ため、人と人とが温かく交流し、困った人にはみんなが手をさしのべるような 心温まる町を目指し、21世紀に向かって町づくりを進めていきたいと思います。 特に平成10年にオープンした「湯遊ランドはなわ」は、「交流のある町づくり」 に果す役割は大きいものと期待しております。青少年が夢を語り合い、町民 みんなが明るい希望をもち、お年寄りがはつらつとして元気な町を常に追求 していくことが、豊かな町づくりとつながることでしょう。塙町が大きく発展 する経過を、そして町の現状をこの要覧で理解していただければ幸いです。

小野田自然塾にて撮影
小野田自然塾にて撮影


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掲載情報の著作権は塙町に帰属します。
塙町の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。