ふるさとの文化財第5集 名勝-010/34page
矢塚山
大字西山字発地岡、部落の北方に聳える標高554.6メートルの山。発地岡には伝説の鼻取地蔵尊、ニ段田(墓地)には紅色の花をつける彼岸桜、赤柴は藤、棚橋には本村最古の廃寺=棚橋廃寺跡、戸倉川下流に戸倉温泉があり、また、矢塚山と対峠するように戸倉川をはさんで、大山祇石尊神をまつる石尊山が、円錐のすがたのよさを印象ずけ聳え立っています。
このような、史跡、名勝おりなす全体を総称して矢塚山ととらえました。
▲左方奥が矢塚山。中央のすがたの良い山が石尊山(長坂より)
▲棚橋の板石塔婆(本村最古・十三世紀)
▲二段田の彼岸桜
▼赤柴のふじ