ふるさとの文化財第5集 名勝-013/34page
大塩山
大字赤坂西野字大塩部落の北側にそびえ立つ姿のよい山。通称ちょうつが山。山頂には三角点標石あり、ややおりたところに観音堂があります。堂に木造楊柳観音菩薩坐像が安置されています。正和5年(1316)につくられたもので、村内最古の仏像。大塩農事組合が管理し、八十八夜(5月2日)には、組合員こぞって山に上り、祭礼を営んでおります。
▲楊柳観音菩薩坐像(村指定有形文化財・彫刻)
▲観音堂・拝殿(左)・本殿(中央)
▼赤坂舘跡から望む大塩山の勇姿