ふるさとの文化財第5集 名勝-028/34page
山王の里
大字渡瀬字木之根に雄々しく聳える三王山。この三王山の麓の木之根にかつて栄えた赤坂氏が残した住宅、倉庫、長屋門、さらに、天明の惨状を伝え戒める渡瀬村救荒修祭記碑があります。
三王山の西方には20ヘクタールの一面の水田が開け、渡瀬川がこれをうるおしています。
この大地の東方に、真言宗の多古刹観音寺が、西方に、菅原道真公をまつる北野神社が鎮座し、三王山を頂く景はみごとであります。
▲渡瀬村救荒修記碑全景と碑文正面(右)
▼雄々しく聳える三王山
▲赤坂家長屋門と住宅