体験学習の手引き -000-02/036page

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『体験学習の手引き』編集の趣旨について

 会津若松市は、若松城(鶴ヶ城)を中心に城下町とし て発展してきた街でありますが、東北一といわれる古墳 の存在からも分かるように、昔から会津の中心地として 重要な役割を果たしてまいりました。したがいまして、 芸能・産業・行事などのさまざまな文化が生活の中で培 われてまいりました。科学・技術が進歩した現在にあり ましても、昔からの行事や習慣などが伝続産業と共に私 たちの生活の中に脈々と、しかも、しっかりと根づいて おり、生活にうるおいを与えてくれています。

 このように、長い間生活の中で守られ続けてきたもの を改めて見直してみることは、現在の生活を見つめるう えで、さらに会津の心を知るうえで意義のあることだと 思います。

 この小冊子は、このような会津若松市の伝統産業や文 化遺産等について学び、又皆さんが直接体験を通して広 く見聞し、学習をすすめていくための一助となる基礎資 料として編集したものです。

 一つ一つの内容は極めて概略的でありますが、皆さん が実際に足で歩いて実地で体験されたものと突き合わせ ながら、学習をより確かなものにするために役立ててい ただければ幸いです。

会津若松市教育委員会教育長
高 石 寛 治


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