私たちの村の農業 農業副読本編纂推進事業 - 002/032page

�@　村の位置

　私たちの北会津村は、役場を中心として東経139度51分〜54分、北緯37度27分〜32分に位置し、会津盆地のほぼ真ん中にあります。南は大沼郡本郷町、東は阿賀川（大川）が北へ向かって流れ、会津若松市との境になっています。西は宮川（鶴沼川）が大きくうねって流れ、川の西側が大沼郡会津高田町、大沼郡新鶴村となっており、北は河沼郡会津坂下町に接しています。

　村には山も丘陵（きゅうりょう）もなく、東と西の大きな川に沿った、地味豊かな沖積（ちゅうせき）地帯で、南から北へ200分の1のゆるやかな傾斜をなしています。海抜は、ほぼ205メートルで、北の方には清水が湧きだす白山沼があり、イトヨという珍らしい魚が泳いでいます。きれいな水の所にしかすまないので、県の天然記念物として指定をうけています。

　村の総面積は28．15平方キロメートルで、南北8．2キロメートル、東西4．5キロメートルあります。豊かな水に恵まれ、きまりよく整えられた田や畑が遠くまで広がり、19の大字と44の集落からなっています。