わたしたちのきょう土河東町-037/104page

5　わたしたちのくらしとものをつくるしごと
1　わたしたちの町の工場
大正時代に「藤田広田工場(三菱製鋼広田製鋼所)」が河東第一小学校前に、「日本化学会津工場(昭和電工東長原工場)」が東長原に建設されました。
日橋川のほうふな水を使って工場に必要な電力をおこすことができ、近くを走っていた鉄道で原料や材料を運べたことが、工場のできた主な理由です。

▲三菱製鋼広田製鋼所

▲昭和電工東長原工場
(1)　マコト精機
マコト精機は、河東出身の真田さんが昭和39年東京に「真田精機」として創立した会社です。その後、地元の河東町にもどり、昭和46年に河東町広田に「マコト精機」と名前を変え設立されました。この会社では特殊な機械器具をつくっています。これは、シャッターや屋根、ロッカーなどの材料をつくるための機械です。働いている人数は約70名で、河東町だけでなく隣の町や市からも来ています。
《できるまでの仕組み》
設計→原料仕入れ→部品の加工→組み立て→調整→出荷

▲機械の一部