郷土読本 わたしたちのきょう土 猪苗代-008/112page

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2 土地のようす

猪苗代町の地形は,北の方が高く,南北にほそ長い形をしています。

広さは,東西に17.6キロメートル,南北に27.4キロメートルで,面積は,346.59平方キロメートルあります。

北の方から,自然林・人工林・耕作地に大きくわかれ,裏磐梯から流れる長瀬川と安達太良山系より流れる酸川と名家で合流して猪苗代湖へそそいでいます。

平地は,だいたい長瀬川によって二つにわけられ,「猪苗代盆地」とよばれています。
土地のようす

3 気候のようす

福島県内でも,浜通り・中通り・会津では、気候がそれぞれちがいます。猪苗代町の気温は高原のためいっぱんに低く,7月と8月がもっとも高くなります。夏は,わりあいすずしく,すごしやすいほうですが,11月の末になると,まわりの山々には雪が降りはじめます。会津地方の冬は寒く,雪の日が多いのは,大陸から日本海をわたって,冷たい季節風がふきこんでくるからです。

猪苗代町の冬は,とくに雪が多く,むかしから,住まい・暖ぼう・食料・交通など,いろいろと苦労をしてきました。今は,石油や電気・ガスの利用・機械化・道路のせいびなどが工夫され,便利になってきました。


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