郷土読本 わたしたちのきょう土 猪苗代-022/112page

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生まれかわった田 むかしは,田を平らにするのがたいへんむずかしかったので,土地の高さに合わせてつくりました。それで,田の形や大きさがちがうため,仕事がしにくく,大型機械を使えない田が多くありました。
町では,仕事のしやすい田をつくるため,1983年(昭和58年)ごろから「ほ場整備」の計画を立てました。むかしの田は,機械を使って30アール・60アール・1ヘクタールという大きな長方形の田につくりかえられました。まだ,ほ場整備中の田もありますが、広々とした田には,用水路やトラックの通れる道路もつくられ,仕事がとてもしやすくなりました。しかし,ほ場整備後のことを心配する農家の人びとも少なくありません。
むかしの田
むかしの田(長田地区)
大型機械を使って田をつくりなおしている 大型機械を使って田をつくりなおしている
大型機械を使って田をつくりなおしている
生まれかわった田
生まれかわった田
ほ場整備事務所長さんのお話
ほ場整備事務所長さんのお話
今まで10アールで75時間かかっていた仕事が広くなったために,とても仕事がしやすくなり,33時間ですみます。このように,ほ場整備をすれば,米づくりにかかる時間が少なくてすみます。

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