目で見る 熱塩加納村の文化財 -006/144page

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発刊のことば

 きれいな水と美しい自然に囲まれた私達の熱塩加納村は、昔の人々も住みやすかったようで、それを裏付ける文化財が数多く残っています。

 これらの文化財について理解を深めていくことは郷土を知り、郷土を愛していく上でとても大切なことと思います。 

 従来は、文化財は一部の収集家や学者だけのものと考えられていましたが、最近その重要性が再認識され、みんなの手で保護し、調査してその歴史を解明していこうとする動きが出てきたことは誠に喜ばしいことと言えましょう。 

 本村の文化財で特に重要として指定を受けているものは、国一件、県二件、村七件となっています。 

 これらも含めて村にある文化財について一層理解を深めるとともに、興味関心を高めていただくためにこの度、「熱塩加納村の文化財」 (改訂版)を発刊いたしました。これは、昭和五六年に刊行した「熱塩加納村の文化財」 (第一集) を基に、新たな事項を書き加えるなど必要な加除訂正を行ったものです。 

 この本が郷土の文化財の理解と心の豊かさをはぐくむ故郷作りを進める上で少しでもお役に立てば幸いです。 

 最後に本書の刊行に当たって、執筆を担当された方々を初め、ご協力をいただいた皆様に心から感謝を申し上げ、発刊のことばといたします。 

平成十二年二月 

熱塩加納村数育委員会教育長  小 林 正 守  


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