北塩原村政要覧 -002/046page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

INFORMAT10N

北塩原村立体地図

北塩原村位置図

村の概略

 豊かな湖沼と清らかな川の流れ、緑あふれる山々。北塩原村は美しい自然に囲まれ、そのほとんどが磐梯朝日国立公園に含まれる福島県屈指の高原リゾート観光地です。その中心をなしているのが宝の山磐梯山と裏磐梯高原です。明治21年7月15日の磐梯山大爆発は多くの川をせき止め、桧原湖や五色沼など約300の湖沼を誕生させました。なだらかで女性的な優しさを見せる表磐梯とは異なり、北塩原村側の裏磐梯は爆裂口の跡も荒々しく男性的な魅力あふれる山肌を露出しています。
 裏磐梯高原には3つの山岳有料道路のほか桧原湖岸に至る5本のルートがあり、湖沼群をぬって探勝路やハイキングコースも縦横に走っています。夏は登山にキャンプ、日本有数の野鳥生息地の自然林で探鳥会、冬はスキーやクロスカントリーなどが楽しめます。

村の沿革

 北塩原村は明治22年に施行された町村制以来、北山村、大塩村、桧原村が設置されました。以来、3力村は役場事務組合として事務処理が行われ昭和29年3月30日の合併促進法により北山村、大塩村、桧原村を廃止し、翌31日に北塩原村が誕生しました。
 15世紀末ごろから、旧米沢街道の宿場町として桧原地区を中心に発展。問屋や住家などが軒を連ね、江戸時代には秋田、庄内、米沢地方の産物を江戸に運ぶ大動脈でした。歴史上に頻繁に登場するのは、16世紀の戦国時代からです。当時、会津藩・葦名氏の基礎固めと北方の米沢方面を治めていた伊達氏の南下を阻む目的などから、会津藩が村内の要所に城を築きました。以来、近隣諸藩の盛衰に伴って歴史に登場、今でもそのころの名所・旧跡が各地にあります。
 村章は昭和49年3月、公募により選定。村のシンボルとして昭和56年に花「ミズバショウ」、木「オオヤマザクラ」、鳥「シジュウカラ」を制定しました。

位  置

 福島県の北西部に位置し、役場は東経139度56分18秒、北緯37度39分09秒にあります。長さは東西22.5km、南北19.3km。面積235.08ku。約86%を山林が占め、その68%は国有林です。東は猪苗代町、西を喜多方市に接し、北方は米沢市、南方が喜多方市、塩川町、磐梯町、猪苗代町のそれぞれ一部に隣接しています。気候は北日本型の積雪寒冷地です。

北塩原村への交通アクセス

山岳有料通路
A ゴールドライン
B グリーンライン〜レークライン
C スカイライン〜レークライン
D スカイバレー

○東京から270km
○仙台から140km
○新潟から150km
○(特急)東京―猪苗代3時間
○(新幹線)東京―郡山87分
  郡山―箱苗代<快速>40分
○<パス>猪苗代―裏磐梯30分


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は北塩原村教育委員会に帰属します。
北塩原村教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。