北塩原村政要覧 -037/046page

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文化

 北塩原には自然に魅せられた多くの文人らが訪れている。水原秋桜子、中山義秀をはじめ、最近ではシンガーソングライターの小椋佳が有名。学生時代、早稲沢地区に民泊して司法試験の勉強をしたが、この地が気に入り、地元に多い「小椋」の姓を名乗るようになった。また、明治大学セミナーハウスはゼミやスポーツ関係の学生の拠点となり地区を学生街に変える。さらに地元のまつりなどは先祖を思い、収穫を喜び、伝統を守っている。

水原秋桜子句碑

水原秋桜子句碑。昭和13年(1938年)に五色沼で詠んだ旬が刻まれている。

中山義秀詩碑

中山義秀詩碑。のちに夫人となる会津坂下町出身の赤田敏とめぐり合った追慕の情けを細やかに歌った。

松野自得・加寿女句碑

松野自得・加寿女句碑。噴火の時に流されてきたという巨大な磐梯石に彫られている。

遠藤現夢歌碑

遠藤現夢歌碑

遠藤現夢歌碑。遠藤現夢は噴火で荒廃した裏磐梯を植林に取り組み、今日の緑豊かな高原の景観を蘇らせた。歌碑は五色沼歩道を少し外れた所にある。


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