ぼくたち、わたしたちの北塩原村-022/110page

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(2) 米作り
村のたいていの農家が、米作りをしています。北山地区や大塩地区では田んぼが広がっています。
春になると、農家の人は、肥料をまぜた土に消毒した種もみをまき、育苗器に入れ、決まった温度にして苗を育てます。その間に、たい肥などの肥料を土とまぜ、いねの苗がよく育つように、田おこしや代かきをします。そうして、田んぼの準備をしてから、苗の葉が3、4まいぐらいになったとき、田植えをします。
夏には、水がなくならないように田を見てまわったり、草かりをしたり、雑草が生えないように除草剤をまきます。また、病気や害虫からいねを守るために消毒をします。
秋にいねがみのると、かりとり、だっこく、かんそう、もみすりをして農協に出荷します。
米作りの仕事は、春から秋にかけて数多くの仕事があるので大変です。しかし、最近では機械を使って仕事をするようになったのであまり人手がかからず、とても早くできるようになりました。いねの花がさき、みのるころに日照不足や低温にみまわれ、不作になることもあるので、農家の人の心配はたえません。
米作りの作業ごよみ
米作りの作業ごよみ

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