ぼくたち、わたしたちの北塩原村-048/110page

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消防署や分署では、救急車を出動して、けがや病気の人を助けたり、病院まで運んだりしています。救急救命士の資格を持っている署員の人が、救急車の中で、医師の指示によって、電気ショック・点滴・チューブを使って、空気の通り道をつくるなどの処置をして多くの人命を救っています。
救急車の内部
救急車の内部
3) 火事をふせぐ活動と消防団の仕事
消防署では、総務係・予防係・警防係などに分かれ、仕事をしています。
予防係の人たちは、火事をふせぐ仕事をしています。学校で行っている避難訓練も指導の一つです。また、工場やホテル、スーパーマーケットなどの人が多く集まる場所の消火設備が整っているか、避難の経路が確保されているかなどを調べています。
村には、火事に消す仕事をしたり、夜けい(村の中を火事が起きないように調べること)をしたりする消防団という組織があります。地域の人たちが消防団として活動しています。また、女の人たちで組織する婦人消防隊があります。
消防団の人たちの訓練を指導するのも、消防署の仕事になっています。
わたしたちの生活を火事から守るために、いろいろな活動をしていることが分かります。
わたしたちは、火事が起きないようにするために、どのようなことに注意すればよいかを考えてみましょう。
避難訓練
避難訓練 (裏磐梯小学校)

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