わたしたちのまち山都町-086/110page
(4)交通のうつりかわり
1)鉄道と山都町
わたしたちの町に鉄道が開通したのは明治43年(1910)のことでした。山都・喜多方間の工事は3年もかかりました。慶徳トンネルや一ノ戸川鉄橋の工事はとてもむずかしい工事でした。
その後,大正2年(1913)に山都・野沢間が開通し,よく年には郡山から新潟県の新津までが開通しました。鉄道がしかれ,交通がべんりになるにつれて,人びとの生活や産業のようすも大きくかわりました。
鉄道の開通 [はじめは岩越鉄道。大正6年(1917)より磐越西線とよばれる]
一ノ戸川鉄橋
げんざいの山都駅
近ごろでは,自動車の発達で鉄道をりようする人の数は以前よりはへりました。しかし,今でも鉄道は,わたしたちのくらしにとってなくてはならないたいせつな乗り物になっています。