高郷村勢要覧 -029/035page

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「たかさと」の未来は若者づくりから。

ブラスバンド
国体ポートのセレモニーで生涯忘れ得ぬふるさと讃歌!!
1995年(平7)福島国体のセレモニー用演奏の練習に励む高郷中ブラバン部。本番では、少年女子舵手付フォアで優勝した村の先輩たちを称えるメロディーを郷土の山河と村の仲間の思い出深く刻みます。

パソコン教室
英語もできなきゃ、村のよさを世界に発信できないね!!
パソコン教育でグローバルに情報を収集して人力し、必要に応じて情報を創造し、感動をも発信できる情報ヂザインの基礎を学びながら創造性や個性を人切にした豊かな人間性を培かいます。

弓道
勝っても負けても毅然と!!自陣に帰る平常心を鍛える。
静中動−今では剣道は我が国伝統の大和魂を体感できる数少ないスポーツ。スポーツ少年団は、団体と個人競技の双方を体験した良き指導者を迎え、状況に応じた爽やかな精神を学んでいきます。

サッカーチーム
仲聞の一体感を競いながらチームワークを学ぶ。
サッカーはヨーロッパでもてはやされた、仲間とのいたわり心を育てる団体スポーツで、総合力を発揮する作戦とパワーを学びます。剣道とともに、村づくりに欠かせぬ心技一体の意欲を育むスポーツです。

英語学習
アクセントを教えて下さい。アイヅタカサトカイギュウ。
地域レベルの海外交流の促進により、村の仲間も地球市民時代の到来を肌で感じとります。さらに、語学指導を行う外国青年招聘事業(文部省のGETプログラム)が、国際感覚の芽を育てます。

俵かつぎ

 「たかさと虹の翼」は、村内から希望者を募り、派遣目的によってコースを選んで海外を巡り、食文化、風土、歴史、農業などの日本とのちがいを研修して帰ります。
 西欧の歴史の深さに感銘を受け、ホームスティで心ときめかし、農場を訪ねては驚嘆し共感しながら、秘めやかに郷土愛が芽ばえる−、異文化に触れながら「ふるさと高郷」を思い続ける得がたい体験症候群が、もたらすであろう郷土創出へのエネルギーははかり知れないものがあります。
海外研修で培かいあう地球市民の自覚と行動カ。
 さらに、国際感覚を身につけた人材の育成を目的とする中学生向けや、地域農業の中核的推進者としての意識と実践力を養おうとする県農業経営者向けの海外派遣事業趣旨に積極的に賛同しながら、地球的視野に立って思考し、地域において行動できる人材を育てようとしています。
 語学指導助手の先生は、地域に滞在しながら、地球市民の時代の到来を予感させる役割を担います。
単なる生産者から業態を創出する若い力に。
 その国際的な視野を広めた青年のひとり、田代宏昭さんの農業への意欲が、認定農業者制度のスタートによる、村の第一号として評価され、目的達成に向け農業経営の改善を計画的に進めながら、経営感覚に優れた効率的かつ安定的な経営体の確立に期待が寄せられています。
郷土の魅力に心ときめく少年たち。
 一方、村内の小学校の児童で編成する緑の少年団は、どろんこになって農作業を体験しながら、郷土の基幹作物である水稲の収穫のよろこびに歓声をあげ、山の精・しいたけの収穫に山野と共生することの感動を新たにしながら、郷土を愛しむ心を育んでいきます。緑とのふれあい体験は、古来の環境創造型の郷土空間づくりの発想に欠かせぬワークであり、時代の担い手に体感して欲しい思想であります。
地域が世界と直結の時代。速さより感動の入力を!!
 村の小中学校では、いまパソコン教育が盛んです。
 マルチメディア情報化杜会ではコンピュータに対する理解が不可欠です。音や映像を通して新たな情報の創出を楽しみながら授業の多様化に活用しています。
 二十一世紀は、地域が海外と直結する時代。わたくしたちは、阿賀川沿岸の広域交流に期待しながらも、地域社会や個人が海外と自立的かつ自発的交流を推進するために、地域文化の個性と魅力を見つめ直し、地球市民としての自覚と行動力を培っていきます。

田植え
緑の少年団の農作業体験
稲を1本植えるごとに郷土愛が芽生えます。
いま、農業・農村がもつ教育的効果や役割が重視されています。農業体験学習は白分たちの地域をみつめ直す機会ともなり、若者の期待に応え得る農村や森林空間の整備を進め、豊かな生活環境の創出をめざします。

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掲載情報の著作権は高郷村に帰属します。
高郷村の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。