わたしたちの郷土 高郷村 - 027/094page

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(2) 米づくり

  〜米づくりの作業(さざょう)ごよみ〜

米づくりの作業ごのみ

 村のほとんどの農家は、米をつくっています。

 春(はる)になると、肥料(ひりょう)をまぜた土に消(しょう)どくしたたねもみをまき育苗機(いくびょうき)に入れ、きまった温度(おんど)にして苗(なえ)を育(そだ)てます。その間に田に肥料をまき田おこしをしたり、水を入れて代(しろ)かきをしたりします。種まきから一月ほどして葉が3、4まいぐらいになったとき田植(う)えをします。

 夏(なつ)は、水がなくならないように田を見てまわったり、ざっ草をとったり、除草剤(じょそうざい)をまいたりします。また、病気(びょうき)や害虫(がいちゅう)からいねを守(まも)るために消どくを6回ぐらいします。

 秋(あき)にいねがみのると、かりとり・だっこく・かんそう・もみすりをして農協(のうきょう)に出荷(しゅっか)します。

 米づくりは、春から秋にかけて数多くの仕事(しごと)があるのでたいへんです。しかし、最近(さいきん)は田おこし・代かき・田植え・かりとりの仕事を大型の乗用機械(じょうようきかい)を使(つか)ってするようになったので、仕事が早(はや)くできるようになりました。また、いねを病気から守るためヘリコプターで空から消どくもします。

 このように、機械を使ってらくに仕事ができるようになりましたがいねの花が咲(さ)き、みのる時期(じき)に日照不足(にっしょうぶそく)・低温(ていおん)・台風(たいふう)などにみまわれ不作(ふさく)になることもあるので、農家の人の心配(しんぱい)は絶(た)えません。

 米づくりをしている人々は、自然(しぜん)の災害(さいがい)からいねを守る努カ(どりょく)や、おいしい米をたくさん収(しゅう)かくするためにいろいろなくふうをしています。


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