わたしたちの郷土 高郷村 - 060/094page

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 119番のしくみ

 火事が発生したり、急病人が出たりした時、わたしたちは、119番を回します。れんらくを受けた分署(ぶんしょ)の署員は、すばやく、しかも正かくに現場に向かいます。火事の場合、消防団の人たちもすばやく集合してきます。救急(きゅうきゅう)の場合、すばやく病院をさがします。わたしたちが、119番を回した後、分署の署員や消防団が早く活動できるようにするのにどんなしくみがつくられているのでしょう。

 119番を回すと、直接山都(ちょくせつやまと)分署の通信指令室(つうしんしれいしつ)につながります。署員は、火事か救急かをたしかめ、場所や病人・けがのようす、相手の名前などを聞きます。火事の場合、分署は、出動したポンプ車と無線(むせん)でれんらくをとったり、本署や西会津分署にれんらくしたりします。また、村役場に専用(せんよう)電話で、火災発生を伝えます。村役場から消防団に出動命令が出されます。

 救急の場合、分署は、出動した救急車とれんらくをとり合い、病人やけがのようすをつかんで、すばやく病院をかくほします。

119番のしくみ
119番のしくみ


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