わたしたちの郷土 西会津町 -059/122page
2.ガス
ガスの使用
昔は,家庭(かてい)の燃料(ねんリよう)は,まき・木(もく)たん炭・石炭(せきたん)・練炭(れんたん)などが多く使(つか)われていました。しかし,産業(さんぎょう)の発達(はったつ)と人びとの生活の程度(ていど)が高くなるにつれて,発熱量(はつねつりょう)が高く,使用(しよう)がかんたんで,清(せい)けつにあつかえるガスが,ほとんどの家庭で使われるようになってきました。
町では,都市(とし)ガスのしせつがないので,プロパンガス(LP(エルピー)ガス)が使われています。
ガスは,たいへん便利(ぺんリ)なものですが,もれると,中毒(ちゅうどく)やぱく発(はつ)や火災(かさい)のおそれがあり,たいへんきけんです。そこで,ガス販売店(はんぱいてん)では,月に1回,メーター検針(けんしん)の日に,ガスボンベのまわりの,保安点検(ほあんてんけん)を行(おこな)っています。また,2年に1回,液化石油(えきかせきゆ)ガス法(ほう)にもとづいた保安点検も行っています。この点検は,管(かん)の腐食(ふしよく)やかん気せん・まど・えんとつの様子(ようす),メーターなど,全(すぺ)てのせつびについて調(しら)べられます。
水・電気・ガスは,人びとの生活に欠(か)かすことのできないものです。しかし,これらは限(かぎ)られた資源(しげん)でもあります。そこで,これらの資源を守(まも)るために,みんなで大切に使わなければなりません。