わたしたちの郷土 西会津町 -096/122page
西会津町指定重要文化財(にしあいづまちしていじゅうようぷんかざい)37件
野沢諏訪(すわ)神社前の一里塚(いちリづか)は,町指定 重要文化財の史跡(しせき)の一つです。
歴史の古い西会津町にはたくさんの文化財があります。自分たちの地区(ちく)にある文化財を調(しら)べることも大切なことです。
むかしからの行事(ぎようじ)
▲野沢諏訪(すわ)神社前一里塚(いちリつか)
江戸時代,越後街道(えちごかいどう)に一里(いちり)(約4キロメートル)ごとにもうけられたしるし西会津町には,むかしから続(つづ)いている行事がたくさんあります。
<大山(おおやま)まつり>
大山祗神社(ずみじんじゃ)でおこなわれる大山まつりは有名(ゆうめい)です。6月1日から6月30日までの大祭(たいさい)には,県内外の各地から約13万5千人もの人たちが参ぱいにおとずれます。特に,となりの新潟(にいがた)県からは,多くの人が団体列車でくるほどのにぎわいです。この行事は,今では町の観光(かんこう)と発展(はってん)のためにおおいに役立(やくだ)っています。
わたしたちの家にも,むかしから伝(つた)わっている行事があります。お正月のだんごさし,とり追(お)い,歳(さい)の神(かみ),3月のひな祭(まつ)り,5月の端午(たんご)の節句(せっく),7月の虫おくり,七夕(たなぱた)祭りなどは,むかしから伝わっている行事です。
また,秋祭りの行事である9月15日の野沢祭り,10月10日の下野尻(しものじり)祭りなどは,むかしながらの伝統(でんとう)を守(まも)っておこなわれるお祭りです。わたしたちは,むかしから伝わってきた行事をこれからも大切にしたいものです。